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高い？安い？e-book（電子書籍）・情報商材の真価（２）

前回、情報商材独自のメリットについてお伝えしましたが、とはいえ残念ながら万能とは言えず情報商材ならではの課題も抱えています。

まずは、これまで売り切り型の商材が多く、購入後のフォローがあまりなかったという点です。
実際は商材内に問い合わせ用のメールアドレス等が記載されていることが多いのでメールで質問程度は受け付けてもらえるとは思いますが、たとえばアップデートor改訂内容の追加といった後日のフォローも特になく、またたとえば前述のスクールやセミナーのように仲間や人のつながりが出来るわけではなく、そして購入者のモチベーションを維持するための施策といったものも、ありませんでした。このあたりは、一般書籍と同様ですね。
しかし、これに対して最近は第２世代とも言える商材が続々と出てきています。たとえば、購入者限定での追加レポートやCD・DVD・音声ファイルによるセミナーコンテンツの提供、購入者限定フォーラムや掲示板の設置、リアルなセミナー（＋懇親会）の開催、スカイプやメッセンジャーソフトを利用した発行者との無料相談・コンサルティングの実施、さらに発行者と直接の無料面談というものも、見かけます。
このように情報商材は売り切り型からアフターフォロー型へと発展してきており、いわば前述のスクール・通信講座・セミナーetc.の利点を集約した形態へと進化してきています。そしてその代表例とも言えるのが、冒頭に紹介した良書のひとつである『ネットで稼ぎまくる成功者の「ノウハウ」と「戦略ブログテンプレート」』だと思います。こちらはe-book以外にもブログテンプレート、フォーラム、音声セミナー、無料バージョンアップ等がセットになった商材になっています。

もうひとつ課題としてあげられるのが、これまで再三“良書とされる”という表現を使っていたように情報商材のクオリティ自体が玉石混交状態であるというところです。
これは、個人出版に起因する弱点と言えます。つまり、一般書籍のようにクオリティを管理する編集者がおらず、そのコントロールは結局のところ発行者次第となっているのです。そのため中には、たとえば他人が提供している情報を抜き出して商材化したり他では無料で出ているような情報を寄せ集めて商材化したりといった、いわば“粗悪品”も入り交じっているのが実態です。
では、良書を見分けるにはどうしたらよいでしょうか。いくつか方法があると思いますが、僕が利用している方法を以下に紹介しておきます。
メルマガ・無料レポート等を利用する
情報商材のセールスページがあるサイトに行って、発行者がメールマガジンや無料レポートを発行しているようであればまずお試しとしてそれらに目を通してみます。スタンダードなやり方ですが、確実です。
信頼のおける人物の推薦がある
その世界ですでに実績を上げている等信頼できる人が推薦しているようであれば、一応不安感は減少しますよね。
セールスページに実績が明示されている
発行者がその商材で紹介している方法でどういった実績を上げてきたかを確認できる数字やデータが記載されていれば、言葉は悪いですが裏が取れますよね。また、その手法による効果が自分が望んでいるものなのかどうかも、確認できます。
購入者のレビューを参照する
僕は「Amazon」で書籍を購入する際に、その書籍が良書であるか否かを探るひとつの指標として購入者のレビューを参考にしています。同様に情報商材を検討する場合も、僕は必ず以下のサイトで購入者のレビューをチェックします。
情報商材専門のレビューサイト「InfoReview」
このサイトを見ていると、レビュー以外にも“こんなテーマの商材があるのか”という意味でも興味深く見ることが出来ると思いますよ。
また、レビューはありませんが情報商材のラインナップと概要を見るという点では、こちらのサイトもオススメです。
ダウンロード販売の「インフォカート」

さて、これまで利点をあげてきたe-bookを含む情報商材ですが、一番重要なのは購入した方がそこにあるノウハウを自分なりに行動・実践する、というところだったりします。
当然ではありますが、自分で動かないかぎりはどんな結果も生まれることはありません。にもかかわらずあえてこのようなことを書くのは、情報商材を購入して目を通しただけで納得・満足してしまう方が多いためです。「時間のある時にやろう」「いつかサイトを立ち上げて稼ごう」と考えながらなかなか実行できず気づいた時にはモチベーションが下がってしまい、そんな自分を奮い立たせるためにまた別の情報商材を購入し、結果としてさまざまな情報商材について語れるほどに精通していく．．．こうしたことを繰り返している方を、俗に“ノウハウコレクター”などと呼んだりします。
結局のところ、自ら考え行動した方だけが結果を享受し利益を出すことが出来るのです。そして気づいた時には、いつの間にか商材の購入代金を回収していた．．．こうなった時こそが、情報商材の真価発揮の時なのです。

僕は、情報商材はその内容がすぐれたものであれば高価な購入代金を払って購入する価値があると思っています。あとは、それを生かすも殺すも購入した本人次第、となってくるわけですね。

◎情報商材のレビューを書いてみませんか？
僕が情報商材購入前に必ずチェックしている（笑）「InfoReview」では、皆さんの情報提供をお待ちしています！