高い?安い?e-book(電子書籍)・情報商材の真価(1)
われながら、いきなり大上段に構えたネタですね(笑)。
今回は、一般に「情報商材」「ノウハウ本」などと呼ばれているビジネス系e-book(電子書籍)について、その価値やコストパフォーマンスをあらためて考えてみようと思います。
さて、今回取り上げるビジネス系のe-bookは、基本的にインターネットのWEBサイトやメールに記載されたURLからのダウンロードという販売形態をとっているものが大半です。ファイルはワード等のドキュメントファイルをPDF化したものがほとんどですが、商材によっては簡易製本した冊子も選べるようになっているものもあります。
また、販売価格が数千円〜数万円と比較的高価であることも、特徴のひとつです。
などとサラッと書きましたが(笑)、おそらく大半の方が引っかかる・もしくは不安を感じるのが、この価格のところでしょう。
しっかりとデザイン・製本された一般書籍と比べてはるかに見劣りする(失礼!)にもかかわらず価格は10倍以上(!)の情報商材を前に、果たしてそれにどれほどの価値があるのかという不安を抱いても無理はないと思います。かくいう僕も、実はメチャクチャ引っかかっていましたから(笑)。
とはいえ、僕も今では何冊かの情報商材を購入し、参考にしたり実践したりと活用しています。
ちなみに僕がこれまで購入した情報商材を、ここにいくつかリストアップしてみましょう。
【緊急レポート】あなたの年収が1000万円を越える!ザクザク稼ぐメールマガジン(石田 健 著)
メルマガ革命!〜フツーのメルマガの21倍稼ぐ秘訣〜(田渕 隆茂 著)
ネットで稼ぎまくる成功者の「ノウハウ」と「戦略ブログテンプレート」(鹿島 潤/田渕 隆茂 著)
外貨預金の10倍パワー! かんたん小資金で毎日1万円の金利収入!月30万円(松島 修 著)
スゴいタイトルばかりですが(笑)、いずれも良書であり情報商材界ではトップクラスのセールスを記録しているものばかりです。そしていずれもが、お勧めできる商材だと思っています。
それではまず、他の情報収集手段と比較・検討するところから、情報商材の価値やコストパフォーマンスを考察していきます。
一般書籍との比較
先ほど触れたように、一般書籍はそのデザインや書籍としての完成度の面で抜きん出ています。これは、誰もが認めるところですよね。そして、価格が手ごろであるというところも、魅力的です。
このように、アウトラインだけを見れば情報商材は一般書籍に完敗です(笑)。では、内容はどうでしょうか。
一般書籍は、購入するターゲットが比較的広いため、おしなべて抽象的、もしくは一般的な内容にとどまりがちです。たとえば“メルマガを発行してアフィリエイトで収入を得る”というテーマの場合、一般書籍ではえてして発行スタンドの紹介、各スタンドの登録方法、ASPの紹介、各ASPの登録方法、アフィリエイトリンクの生成法、メルマガ文中へのリンクの張り方...などと、誰もが一度やってみればわかることの紹介で終わることがほとんどです。
それに対して良書とされる情報商材では、このあたりのことは一般書籍やネットで調べるよう促す(調べる情報源は紹介しますが)か、もしくは最初から“ココ・このやり方がオススメ”と情報を絞り込んで読者が目的地まで近道できるように仕向けているものが多いです。また、良書とされる情報商材では一般論に終始することなくそこから一歩踏み込んで、“ところでどうやって稼げるか”ということを具体例や自身の経験に基づいて紹介しています。そしてこの部分こそが、情報商材の持つ強みなのです。もし一般書籍で同質の情報を得ようと思ったら何冊・何十冊もの読破が必要で、膨大な時間とお金を投下することになりかねません。
良書とされる情報商材は、読者が最小限の努力で最大限の効果を発揮できるように、意匠が凝らされているのです。
また、リスク回避という意味でも、情報商材はその持ち味を発揮します。なぜなら、一般書籍ではいろいろと弊害があってハッキリ書けないようなことも、限られた層をターゲットにしている情報商材であれば可能だからです。
ですから、たとえば“こういうやり方では効果が出ないからNG”“この業者なら安心”といった一歩踏み込んだ書き方が随所に見られますし、これこそ情報商材の独壇場とも言えます。
WEBサイトとの比較
“でも、WEBサイトには無料で役に立つ情報がたくさんあるし、アンダーグラウンドな面もあるから書きたいことが書ける。WEBでいけるんじゃないの?”とお感じの方もいらっしゃると思います。たしかに、理論上はそのとおりです。
とはいえ、そういった役に立つWEBサイトを、この世界規模のインターネットの大海からどうやってピックアップしてきますか?著名人のお薦め?検索エンジン?いずれにせよ、これらの手法では砂浜に落としたダイヤモンドをヘリコプターに乗って上空から探すようなものです。良書とされる情報商材と同レベルの情報を集めようと思ったら、やはり膨大な時間と労力を要することでしょう。
学び系スクールとの比較
皆さんの中には、塾や予備校や専門学校といったいわゆる学び系のスクールに通った経験がある方が多いと思います。かくいう僕も、そろばん塾(笑)に始まり受験予備校やWEB系スクールまで、さまざまなスクールに通っていました。
こうしたスクールの良いところは、短期間でペースを保って技術や知識を習得することができるということです。また、リアルな場ですのでモチベーションが上がりますし、同じ志を持つ仲間と知り合って切磋琢磨することも可能です。なにかを新しく習得するには、手っ取り早くて効果的な手段と言えるでしょう。
ところがこうしたスクールにも、良書とされる情報商材に及ばない点があります。それは、技術や知識を習得することはできてもその先、つまりその技術や知識をどう組み合わせて収益を上げていくかといった、実践的なレクチャーがほとんどの場合で抜け落ちている点です。弁護士の資格受験予備校だって、試験に合格するだけの知識や思考法は教えてくれますがどうやってクライアントを開拓し収入を得るかといったことまでは教えていませんよね?ここが、大きな違いです。良書とされる情報商材では、技術や知識の先にある利益を出すためのノウハウまでをも、示してくれるのです。
あとは、たいていのスクールの場合授業料が情報商材の10倍以上というところも、これまた大きな違いですよね(笑)。
通信講座との比較
通信講座は、一見情報商材と構成が似通っています。テキストがあり、CDやDVDがあり、なんらかのフォローサービスもあったりする...情報商材も、最近はこういった構成のものが出始めています(後述します)。
とはいえ、通信講座もその中身はスクールと同様です。ですから、収益を上げる・稼ぐという点では具体性に欠けます。
セミナーとの比較
この場合のセミナーとは、ビジネス系のノウハウセミナーのことを指します。
正直言って、セミナーと情報商材は一長一短がありどちらが良いとも言えません。コスト的にはほぼ同等、パフォーマンス(内容・効果)もほぼ同等だと思っています。ただし、セミナーは参加者が限られているということや参加者と直接質疑応答があるということもあって、情報商材にさえ書けないような話を講師がポロッと口に出したりします。実はこういうのが、メチャクチャ美味しかったりするんです(笑)。ココ、セミナーの隠れたポイントですよ。
逆に、セミナーはモチベーションの向上や人的ネットワーク構築という点ですぐれていますが、受講できる場所や時間が限られる・一時的なものでリピート性や持続性がないといったところが、良書とされる情報商材と比べて劣っているところです。
さて、このようにメリットが多い情報商材ですが、残念ながら万能とは言えず情報商材ならではの課題も抱えています。
次回はこうした課題とその対処法、情報商材の新しい傾向、そして情報商材を活用する上での心構え等を、お伝えします。
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